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映画監督ダニエル・シュミットの代表作『ヘカテ』が、デジタル・リマスター版としてリバイバル公開

 

 

1941年に生まれ、2006年に逝去したスイスの映画監督ダニエル・シュミットの代表作『ヘカテ』(82)が、デジタル・リマスター版として、4/23(金)よりリバイバル公開される。

シュミットの初の日本劇場公開作として好評を博し、その後の、ルキーノ・ヴィスコンティらに絶賛され、ヴェネツィア国際映画祭最優秀新人賞を受賞したデビュー作『今宵かぎりは…』(72)、傑作『ラ・パロマ』(74)などの相次ぐ公開への嚆矢となり、ひそやかなシュミット・ブームの幕開けとなった伝説的な名作。

第二次世界大戦の中立国スイスの首都ベルン。フランス大使館主催の豪華絢爛なパーティーの会場で外交官の男ジュリアンが、追憶にふけっている。約10年前、赴任した北アフリカの植民地で出会い、狂ったように愛した謎のアメリカ人妻クロチルドのことを…。

原作は、外交官であり、第二次大戦後の亡命先のスイスでココ・シャネルの伝記も執筆した、戦間期の文壇の寵児ポール・モランの小説「ヘカテとその犬たち」。撮影は、ゴダールやシャブロル、オリヴェイラら巨匠の諸作を務めた名匠レナード・ベルタ、シュミットも盟友であるR・W・ファスビンダーの『ローラ』『第三世代』ラウール・ヒメネスがプロダクション・デザインを務め、マルグリット・デュラスとのタッグで知られるカルロス・ダレッシオが音楽を手がけるなど、世界各国から一流スタッフが集結。

外交官役を演じるベルナール・ジロドーが劇中で身にまとう白のリネン・スーツなどの衣装は、「クリスチャン・ディオール」が本作のためにデザインしたもの。ヒロインのローレン・ハットンは、ポール・シュレイダー監督『アメリカン・ジゴロ』(80)など俳優として活動のほか、『ヴォーグ』誌専属のモデルとしても有名で、2018年には史上最年長の73歳で同誌の表紙を飾るなど、生涯現役のレジェンド・モデルとして活躍を続けている。

 

『ヘカテ デジタル・リマスター版』
1982/フランス=スイス/108分/カラー/ヴィスタ  原題:Hécate, maîtresse de la nuit
提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム 宣伝:VALERA 後援:在日スイス大使館
©1982/2004 T&C FILM AG, Zuerich © 2020 FRENETIC FILMS AG.

監督:ダニエル・シュミット
出演:ベルナール・ジロドー、ローレン・ハットン、ジャン・ブイーズ、ジャン=ピエール・カルフォン、
ジュリエット・ブラシュ
脚本:パスカル・ジャルダン、ダニエル・シュミット
原作:ポール・モラン「ヘカテとその犬たち」
撮影:レナード・ベルタ
編集:ニコール・ルプシャンスキー
音楽:カルロス・ダレッシオ
美術:ラウール・ヒメネス

©1982/2004 T&C FILM AG, Zuerich © 2020 FRENETIC FILMS AG.

公式サイト
hecate-japan2021.jp

 

4月23日より、渋谷Bunkamuraル・シネマ他にて公開

 

 

 

 

 

 

 

February 26,2021

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