QUOTATION

「正解」を疑う新進気鋭アーティスト8組による、地域共生型POP-UPアートフェア「Gallery of Taboo」が開催

 

 

日本橋室町にある遊休不動産を活用した地域共生型のPOP-UPアートフェア「Gallery of Taboo」が、2021年1月14日(木)~2月5日(金)の期間で開催される。「正解」を疑う新進気鋭のアーティスト8組が参加し、アート作品の販売収益の一部は日本橋の地域にある飲食店へ地域貢献・地域支援として還元される。

日本橋室町にある真光ビル3~5階にて開催される同イベントの主な特徴は二つ。一つ目は、「地域共生型」であるということ。アート作品の販売収益の一部を地域の飲食店に還元する仕組みを有する。二つ目は、「タブーを切り口に、複数のアーティストが新作を作り、社会へ問題提起をする」ということ。新進気鋭のアーティストたちが感じる「タブー=社会における言葉にし難い違和感」を、作品を通じて体感することで、多くの方が自分を世の中の「正解」と切り離して肯定できることを目指す。

各アーティストの展示空間は、「過去を知る」「現在に向き合う」「未来を瞑想する」という3つの空間に分かれて展開。3階から5階へ移動する中で、タブーに関する時系列的な変遷を感じながら、現代を彩る気鋭のアーティストの作品を楽しみ、未来に向けて思いを巡らせる設えになっている。

「過去を知る」では、老舗の古書店である小宮山書店代表の小宮山慶太が選書した「タブー」に関わるアートブック・写真集などの古書を通して、タブーが時系列とともにどう移り変わってきたのかを体感できる展示空間となる他、世界的なロープアーティストであり、緊縛師であるHajime Kinokoのインスタレーションも紹介。

「現在に向き合う」では、2020年にOIL by 美術手帖で初個展を行なった匿名アーティストA2Z™を皮切りに、独特のPOPなデフォルメされたキャラクターの陶芸を作り注目を集めるSatoshi Miyashitaなど、新進気鋭の6組のアーティストそれぞれの「タブー」を切り口に新作を展示する。

「未来を瞑想する」では、ライフサイズインストゥルメントをテーマに音に触れ、認知拡張を目指すサウンドアーティストKAITO SAKUMA aka BATICの作品に触れながら、音や振動の中で、今までの触れてきた過去・現在、そして未来と思いを巡らせることのできる空間となっている。

展示空間全体の空間ディレクションはButton Designの菊田康平と村上譲が担当。日本橋にある雑居ビルに突如現れた「フェイクミュージアム」をテーマに、空間を設計した。詳しくは公式サイト(http://galleryoftaboo.com)まで。

 

 

「Gallery of Taboo」
会場:東京都中央区日本橋室町1-5-15 真光ビル 3F-5F
会期:2021年1月14日(木)~2月5日(金)
開館時間 : 13:00-20:00
休館日: 会期中は無し
観覧料 : 無料
アクセス:地下鉄三越前駅より徒歩 3分
協力:日本橋料理飲食業組合 / GROWND nihonbashi

 

参加アーティスト :
A2Z(@atozmuseum )
BORING AFTERNOON(@boringafternoon )
KAITO SAKUMA aka BATIC(@batic909 )
KOMIYAMA TOKYO (@komiyama_tokyo )
SATOSHI MIYASHITA (@toys_pottery )
SHUNICHI ODA (@odaoda_photo )
TEMBA(@temba_jp )
yabesian( @yabesian)
Special Collaboration with
BODYSONG. ( @bodysong_ )

 

 

Image caption:
Producer/Photographer : Shunichi Oda(symphonic)
Art Direction : Koji Shiouchi(CATTLEYA TOKYO)
Space Direction : Kohei Kikuta & Yuzuru Murakami(Buttondesign)
Branding Direction : Mai Shiraishi(CATTLEYA TOKYO)
Planner & Press : Masayuki Tomine

 

 

 

 

January 13,2021

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