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Thomas Manss & Companyが「Moving – Norman Foster on Art」のブックデザインを手掛ける

 

 

Thomas Manss & Companyがフランス、ニームの Carré d’Art – Musée d’Art Contemporainで開催されている「Moving – Norman Foster on Art」のブックデザインを手がけた。本展覧会はイギリス人建築家ノーマン・フォスターが初めてキュレーターを務めたもの。

本の内容はノーマンのアートに対する考え方や彼がアートからどのようにインスピレーションを受けているかが主に語られており、歴史的な作品と現代の作品の対比、飛行機と車の開発過程からのインスピレーション、そしてアートと建築の関係性について描かれている。ノーマンへのインタビューはCarré d’Art – Musée d’Art Contemporainのディレクター、ジャン・マーク・プレボスとの対談形式で行われ、本書は出版会社であるIvory Press、デザイン会社のThomas Manss & Company、そしてイギリスを代表をする建築会社Foster + Partnerの共同で作成された。

アートディレクションを務めたトーマス曰く「これほどまでに著者、出版会社、デザイナーが密に協力し合って完成した本はあまりないでしょう。おかげで現代の最も偉大な建築家の一人であるノーマンの建築に対する思考過程がうまく表現された本になりました。アート、建築そしてテクノロジーの関係性がどのように彼にインスピレーションを与えているか知ることができるでしょう。」

‘Moving – Norman Foster on Art’は英語とフランス語のバイリンガルで、Ivory Pressと the Carré d’Art – Musée d’Art Contemporainより出版されている。

 

■Thomas Manss & Company
1993年にThomas & Manssによって設立されたロンドン、ベルリン、イタリア、リオ・デ・ジャネイロに拠点を置くデザインコンサルタント会社。National Portrait Gallery、William Morris Gallery、大英博物館、Phaidon、Thames and HudsonやIvory Pressなどアートに関する広告キャンペーン、アイデンティティや展示会のデザインなど多くのプロジェクトを手掛けている。またアートのみならずBower & Wilkins、Foster + Partners、やリッツカールトングループなど国際的な企業をクライアントに持ち、レッド・ドットアワードをはじめD&AD賞やiF賞など数多くのデザイン賞を受賞。

www.manss.com

 

■Project: Moving – Norman Foster on Art
http://www.manss.com/en/project/moving-norman-foster-art

 

■Norman Foster
1935年にイギリス・マンチェスターで生まれた建築家。 Manchester University School of Architecture and City Planningを1961年に卒業したあと、奨学金を得てYale Universityにて大学院資格を取得し、現在はFoster + Partnerの設立者兼社長を勤めている。Foster + Partnerは1967年に設立され、世界で最も革新的な建築会社のひとつで、600以上の建築に関する賞を受賞し100個以上の国際的なコンペに勝ち続けている。

最近のプロジェクト:
北京国際空港、スランスのミヨー橋、スイス・リ本社ビル、大英博物館のグレート・コート、ニューヨークのハーストタワー、ボストン美術館、カリフォルニアのスタンフォード大学のリサーチセンター、フランス・ニーム市の the Carré d’Art – Musée d’Art Contemporain。

 

■Exhibition: ‘Moving – Norman Foster on Art’
「Moving – Norman Foster on Art」はCarré d’Art – Musée d’Art Contemporainの生誕20周年記念を祝うため、ノーマン・フォスターがキュレーターとして招待され、5月2日より開催。ノーマン・フォスターにとっては初めてキュレーションを行う展覧会で、彼自身が20年前に作り上げた美術館での展示。ノーマン自身アートに対して深い造詣を持ち、彼の妻であるエレナ・フォスターはアートコレクターとして膨大なプライベートコレクションを所蔵。作品のほとんどはノーマンが集めたものより選ばれており、アルベルト・ジャコメッティやアレクサンダー・カルダーから現代美術家までフランスではあまり見られない作品を見ることができる。
本展示ではノーマンのアイデアの源泉や思考過程が現代アートを通して見ることができる。また彼のセレクションだけでなく、 the Carré d’Art – Musée d’Art Contemporainのコレクションであるジェラルド・リヒターやホアン・ムニョスも同時に展示されている。

 

 

 

May 10,2013